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重点継続課題

産業政策

食の安心・安全に関する啓発や消費者教育等の推進

食品価格について単に安価を追及するだけではなく、適切な価格設定で持続可能な食品提供を実現することが消費者・生活者の“食の安心・安全”につながることについて理解促進するための消費者教育を推進する。また食の安全にかかわる商品表示の知識や食品ロスが環境に与える影響などに関する消費者教育・学校教育を推進する。

<背景説明>

安心・安全な食を提供するためには、単に安価を追及するだけではなく、適切な価格設定を行うこと、フードバリュチェーン全体の健全な発展や品質に見合った適切な価値を支払う公正な取引を実現することが必要である。

開発途上国で生産された原料や製品を継続的に購入するフェアトレードも、適正な価格で商品を購入するという点では同じである。フェアトレードは、正当な対価が生産者に支払われない、必要以上に農薬を使用し環境破壊や生産する人の健康に害をおよぼす等の悪影響を防止する取り組みである。適正な価格で商品を購入することについて、企業だけでなく消費者にも理解し受け入れてもらう必要がある。

また、食品の安心・安全を脅かす原因を取り除くために企業は多大なコストをかけさまざまな取り組みを進めているが、企業努力だけでなく消費者が商品表示に関する正しい情報を獲得できるよう対応を進めることが必要である。そのために、ポスターの掲示やチラシの配付、キャンペーンの実施等、啓発を行うことや、消費者教育・学校教育を行うことが必要である。